手紙営業代行サービス「Sales Now Letter」とは?
- 2022.01.11
- 企業別の比較
デジタル全盛のこの時代、意外にもアナログの良さが各所で見直されているのはご存じでしょうか?
「撮り直しがきかない」という理由からフィルムカメラなども人気が出ていますよね。
そんな中、営業の分野で注目を集めているのが、「アナログ」の手紙です。
在宅勤務者が増えたことでつながりにくくなったテレアポの代わりに、新規営業を手紙で行う会社も増えています。
手紙営業は自社で行うことも可能なものの、人的・時間的コストを削減するなら手紙営業代行会社の利用がおすすめです。
この記事では、株式会社QuickWorkが提供する手紙営業サービス「Sales Now Letter」のサービス内容や強みについて見ていきます。
Sales Now Letterについて
Sales Now Letterはウェブ完結の手紙営業代行サービスです。
完全代行ではなく、一部サポートタイプですので、自社でのリソースも必要となります。
運営元は、東京都に本社のある株式会社QuickWork。
Sales Now Letter以外に、500万社の情報を集めた企業データベース「Sales Now DB」や、営業リストの自動作成サービス「Sales Now Targeting」などのサービスを展開しています。
Sales Now Letterの手紙営業代行サービス
手紙営業代行会社の主なサービスには
・アプローチリスト作成(代行)
・手紙文面作成(代行)
・レターアイテムの選定
があります。
このうち、Sales Now Letterが強みを持っているのはアプローチリストに関してです。
そこで、ここからはSales Now Letterの強みであるアプローチリスト、そしてそのほかの手紙営業代行サービスを見てみましょう。
500万社の企業にアプローチ可能
Sales Now Letterのサービスの要とも言えるのが、豊富なデータベースです。
Sales Now Letterのデータベースは国税庁のデータベースと連携しており、日本のすべての法人に向けたアプローチが可能。
その数は500万社を超え、手紙営業代行会社が提供しているデータベースの中では最も多くの会社情報が掲載されています。
特に注目したいのは、データベースに記載された会社のうち、90%近くはウェブサイトを保有していない点です。
メール営業やフォーム送信が不可能な会社に対してもアプローチできるのは、Sales Now Letterの大きな強みと言えるでしょう。
なお、データベースは日々更新されているので、手紙の不達が起きにくいメリットも持っています。
Sales Now Letterのアプローチリスト、2つの注意点
豊富なデータベースでアプローチ先の選択肢が多いSales Now Letterのサービスですが、2つの注意点があります。
1つ目の注意点は、
ことです。手紙営業は手間のかかる施策のため、商談獲得見込みの高いターゲットに絞り込んだリストが必要です。
そのため、ほかの手紙営業代行会社ではアプローチリスト作成代行サービスを提供していることも多いのですが、Sales Now Letterではデータベース提供(+リスト作成サポート)のみとなっています。
リスト作成のノウハウやリソースがない場合は、アプローチリスト作成代行のあるフルサポートの代行会社のほうが合っているでしょう。
下記の会社名をクリックすると、それぞれの会社の説明記事を読めます。
2つ目の注意点は、
ことです。決裁者にバイネームで手紙を出せる手紙営業には、最初から決裁者との商談を行い、効率よく営業できるメリットがあります。
しかし、Sales Now Letterのデータベースは企業情報であって、決裁者に特化しているわけではありません。
そのため、代表者・社長以外が決裁者の場合は、「決裁者に直接アプローチできる」という手紙営業ならではのメリットが薄れてしまいます。
決裁者に特化したデータベースであれば、「Keyman Letter」を利用するのもよいでしょう。
文面作成はサポートのみ
続いて、Sales Now Letterの文面作成サービスについてです。
手紙が開封された後、商談を検討するかどうかを決めるポイントとなるのが文面です。
読みやすくわかりやすい、なおかつ相手が興味を持つような文面は商談獲得率を上げるので、すべてのフルサポートタイプの手紙営業代行会社が文面作成代行サービスを提供しています。
Sales Now Letterの場合は、
ただし、アプローチリスト作成・文面作成の両方で専属担当者によるサポートが受けられます。
自社の人的・時間的リソースが確保できるなら、手紙営業を学びながら実践するよい機会になるでしょう。
手紙の形式・その他
手紙営業では本文・宛名手書き、切手手貼りのほうが相手に与える印象がよくなり、開封率も上がる傾向にあります。
しかし、
で、手書き風の文体を採用しているものの、やはり手書きとの差はつきます。また、他社では切手手貼りによってDMとの違いを強調するサービスがありますが、こちらもSales Now Letterでは行っていません。
その一方で、高級和紙のレターアイテムを使用している点は、開封率向上に役立つポイントです。
そのほか
・PDF資料同梱サービス(最大20枚まで)
・ハガキ郵送サービス
なども提供しています。
PDF資料は手紙開封後に商談検討をする際の手助けに、ハガキ郵送は手紙営業以外のDM営業に利用できます。
Sales Now Letterがおすすめの人
手紙営業代行とともにデータベースの導入・乗り換えを検討しているなら、Sales Now Letterがおすすめです。
Sales Now Letterのデータベースは数が多いうえにウェブページのない企業がほとんどですので、既存のデータベースでは拾いきれなかったターゲットにアプローチできる可能性が高いからです。
手紙営業ではリストの数より質が大事ではありますが、まったくデータベースがない状態から始めるわけにはいきません。
手紙営業を始めるにあたってデータベースが必要なケースでは、Sales Now Letterが活躍します。
Sales Now Letterの代行料金と送付までの期間
Sales Now Letterの代行料金はHP上で公開されていないため、問い合わせが必要です。
また、手紙送付までの期間は最短5日で、手紙営業代行サービスの中ではスピーディーな発送期間です。
まとめ
豊富なデータベースを活用して幅広いターゲットにアプローチしたい方、シンプルな手紙営業代行サービスに興味のある方は、ぜひSales Now Letterの公式HPを見てみてください。
Sales Nowの別サービスにはフォーム営業、LP作成サービスもあるので、併せて検討してみるのもおすすめです。